オカメ桜で有名な出町柳にある長徳寺は早咲きの人気お花見スポット！アクセス良好でロケーション抜群

京都市左京区の出町柳にある長徳寺（ちょうとくじ）に足を運びました。お目当ては長徳寺山門前に咲く早咲きの桜、オカメ桜！長徳寺は京都で人気のお花見スポットのひとつです。叡山電鉄、京阪電車の出町柳駅のすぐそばにありアクセス良好！さらに近くを美しい鴨川が流れる抜群のロケーションという恵まれた環境にあります。お昼に到着してみるとすでに多くのお花見客でいっぱい！外国人観光客の姿も多く見受けられました。

長徳寺は慶長10年（1605年）に創建された浄土宗の寺院です。当初は現在の京都市中京区裏寺町にありましたが焼失し、寛文12年（1672年）より現在の出町柳に移転しました。

長徳寺は非公開寺院のため中に入ることはできませんが、山門から美しい庭園を見ることができ、さらにその奥には京都の夏の風物詩『五山の送り火』の大文字を見ることができます。なお長徳寺の隣には萩の名所のひとつである『常林寺』（じょうりんじ）があり、こちらも京都で人気の観光スポット！

長徳寺のオカメ桜は例年3月中旬から下旬にかけて見頃を迎える早咲きの桜です。オカメ桜は昭和22年（1947年）、イギリスの桜研究家イングラムによって作出された外国生まれの桜。オカメという名前は日本の美女、おかめさんになぞらえたものとされています。

オカメ桜の花は小ぶりで、濃いピンク色と下向きに花を咲かせるのが特徴！可憐で繊細な印象があります。長徳寺のオカメ桜は京都の早咲きの桜のお花見スポットの中でも特に人気が高く、毎年多くの観光客が訪れます。

前日に雨が降ったせいでしょうか、花びらが散り、地面はまるでピンクの絨毯のよう！散った様もまた美しいのが桜の魅力のように思います。

長徳寺のオカメ桜でお花見を楽しんだ後は近くにある名代豆餅でおなじみの和菓子の名店『出町ふたば』に向かい、春らしい和菓子をいくつか購入することに・・・。

出町ふたばは明治32年（1899年）に創業の人気老舗和菓子店です。地元京都の人はもちろん、京都観光の際にわざわざ立ち寄るという観光客も多く、連日行列ができるほどの大人気！名物『名代豆餅』の他、季節感溢れる和菓子を販売しています。

出町ふたばで名代豆餅などの和菓子を購入し、それを三角デルタで楽しむことにしました。三角デルタとは賀茂川と高野川が合流して鴨川となる部分の三角州のことです。三角デルタ付近には飛び石が並び、子供の遊び場としても人気！休日ともなると家族連れなどの姿が多く見受けられます。

大行列が出来ていた出町ふたばで購入した和菓子は名代豆餅と福豆大福、そして今日の京都観光にぴったりの花見だんご！どれも美味しそうです。

三角デルタからは先ほどの長徳寺のオカメ桜が見え、まさに花見だんごを食べながらのお花見タイム！とても贅沢なひと時を過ごしました。お花見シーズンに京都観光される際には桜餅や花見だんごなど春らしい和菓子と共にお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

三角デルタで長徳寺のオカメ桜を眺めながら和菓子を楽しんだ後は高野川に沿って歩き、今日の京都観光を終えることに。高野川沿いにはたくさんのソメイヨシノが植えられており、4月上旬の見頃を迎えると美しい桜並木が楽しめます。今日訪れた長徳寺のオカメ桜は1本ですが、その存在感や美しさには感動！来年もまたオカメ桜に会いに行こうと思います。

左京区出町柳にある長徳寺のオカメ桜は早咲きの桜で、濃いピンクと花が下向きに咲くのが特徴！アクセス良好でロケーションも抜群の人気お花見スポットですので京都観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。また長徳寺のすぐ近くには京都で人気の癒し観光スポット鴨川もありますのでお花見と合わせて美しい自然を堪能してみてください。