京都の初冬の風物詩である人気観光イベント嵐山花灯路はライトアップされた渡月橋や竹林など見どころいっぱい

毎年初冬に嵐山・嵯峨野エリアで開催されている『嵐山花灯路』は京都の初冬の風物詩となっています。嵐山花灯路は京都屈指の人気スポット、渡月橋や竹林の道もライトアップされ、煌びやかで幻想的な光景を楽しむことができる大人気の観光イベント！今年は嵐山公園（中之島公園）に展示されている巨大な行灯から見学をスタートしました。この巨大で美しい行灯は京都嵯峨野美術大学に通う学生さん達による作品です。

嵐山公園近くにライトアップされた嵐山連峰を間近に見られるポイントがあるので行ってみることに・・・。青紫色にライトアップされた山々はなんとも幻想的！しばらくこの美しい光景を楽しんだ後は渡月橋を渡って嵐山のメインストリート方面へと向かうことにしました。

渡月橋では嵐山商店街のゆるキャラ、月橋渡（つきはしわたる）君にバッタリ！声を掛けると右手を挙げて応じてくれました。月橋渡君はほのぼのしたルックスで観光客にも大人気！

渡月橋を渡り終え、桂川の川岸からたった今渡ってきた渡月橋を眺めてみました。ライトアップされて煌びやかに輝く渡月橋はまるで黄金の橋！川面には輝きが反射し、一帯が幻想的な世界となっていました。渡月橋の背景には先ほど間近で見たライトアップされた嵐山の山々も！渡月橋とのコンビネーションが楽しめました。

嵐山のメインストリートを歩き、京都観光において特に人気の高いスポット、竹林の道（竹林の小径）方面へと向かうことにしました。嵐山花灯路期間中ということでメインストリート沿いのお店は夜営業をしているお店も多く、観光客で賑わいをみせていました。

竹林の道へと入り、まずは京都有数の縁結びのパワースポットとして人気の野宮神社（ののみやじんじゃ）に立ち寄ることにしました。野宮神社の庭は苔が有名で、一年を通じで美しい緑色の苔を観賞することができます。昼間に見る苔も素敵ですがライトアップされた苔もまるで暗闇に浮かび上がる緑の絨毯のようでとても素敵です！嵐山花灯路期間中ならではの光景に感動しました。

野宮神社を出て再び竹林の道を歩いていくと、青色にライトアップされた竹が頭上に見えました。青色に輝く竹はとても目をひく存在！多くの観光客が足を止めて見入っていました。

ライトアップされた竹林の道をさらに大河内山荘方面へと進んでいきました。ふと振り返ると竹林の道はまるで輝くトンネル・・・。昼とはまるで違う幻想的な雰囲気に包まれていました。京の底冷えという言葉があるくらい京都の冬は強く冷え込みますが、美しい光景を目の前にすると寒さも吹き飛びます！

竹林の道を抜け、嵯峨野方面へと抜けることにしました。落柿舎（らくししゃ）の近くでは落柿舎の『柿』にちなみ、柿がモチーフの芸術作品が・・・。こちらも京都嵯峨野美術大学の学生さん達の作品で、どこか可愛らしい創造性豊かな作品にとても感動しました。

落柿舎の真向いにある作品も見学した後は奥嵯峨方面へと抜け、帰路につくことしました。道の両側にはほのかな灯りが灯る露地行灯が・・・。嵐山花灯路の期間中、嵐山嵯峨野エリアは一帯が幻想的で優しい灯りに包まれます。非日常の世界へと引き込まれていくような、昼間の京都観光では味わえない光景を楽しむことができ、大満足の気分で今日の嵐山花灯路の見学を終えました。

京都の初冬の風物詩となっている嵐山花灯路。初冬の期間限定の観光イベントではありますが観光客にも大人気となっています。ライトアップされた渡月橋や竹林の道、その他様々なアート作品や嵐山嵯峨野エリアにある寺社仏閣の夜間特別拝観も必見！京都観光の際にはぜひ嵐山花灯路の見学も検討してみてください。ほのかな優しい灯りは非日常の世界へといざなってくれることでしょう。