東華菜館洛北店のランチ（三鮮麺）に引き続き加茂みたらし茶屋で名物のみたらし団子を堪能

東華菜館本店（四条河原町の人気中華料理店）にない単品の麺メニューを求めて洛北店へ。高級中華料理を比較的リーズナブルな価格で提供している東華菜館洛北店は場所的に少々不便ですので観光客の姿はほとんど見受けられません。地元の人々に愛されるアットホームな雰囲気のお店です。

ランチタイム終了間際の入店となりましたので店内はすごく空いていました。大正時代の雰囲気をダイレクトに感じることができるレトロで洋風な空間となっています！

メニューを見ると単品の麺類がズラリと並んでいます。こちらは全て本店にない洛北店だけのメニューとなっています。どれもこれもおいしそうですよね！東華菜館の深い出汁を味わうために三鮮麺を注文しました。

リラックス効果があるとされるジャスミン茶を飲みながら待つこと7分で注文した三鮮麺がテーブルに運ばれてきました。海老にホタテ、イカなどの海鮮具材に色彩豊かな野菜がタップリです。レンゲでスープをすくうとゴマ油の香りがしっかりと嗅覚を刺激。中華のシコシコ麺と奥の深いスープとがよく絡み絶妙な一品でした。

最後はスープを全て飲み干す勢いでしたが体のことを考えて少しだけ残しました。その代わりに癒しのジャスミン茶を一杯。東華菜館洛北店のレベルの高い味に大満足です。食べたら歩くが基本のスタンスですので近くの下鴨神社へと向かいました。京都造形芸大学の学生さん達により奉納された八咫烏（やたがらす）のオブジェは、今日も境内を見守ってくれていました。

本殿をお参りした後は、高野川と賀茂川の合流地点で発達した原生林である糺の森をぶらり。緑が深い今の時期が一年で最も美しく感じます。下鴨神社のマンション建設がはじまるとこちらの樹木（ニレ科）の半数近くが伐採されるとか・・・

糺の森を抜けて次に向かったのは、京都で一番の高級住宅地といわれている下鴨西通り（通称 社長通り）。素晴らしい豪邸ばかりが立ち並ぶ閑静な高級住宅地です。

下鴨西通りの直ぐ西側には京都で一番有名な川といっても過言ではない鴨川が流れています。豪邸の裏側の景色が鴨川！本当に贅沢ですね。穏やかな川の流れる音が心地よく、先ほどのジャスミン茶と重なり癒しモードが継続。

リラックス状態が続くと何故だかお腹が減ります。ということで加茂みたらし茶屋へGO～です。下鴨へ来るとかなりの確率で立ち寄ってしまいます。説明するまでもないとおもいますが下鴨はみたらし団子の発祥の地ですからね。

軽めに、みたらし団子1人前を注文しました。夏の猛暑の日でも熱々のお茶と一緒に頂きます。焼き目を見ると、もう我慢ができなくなります。甘い蜜を木製のスプーンですくい上げてペロリ。湯気と共に上がってくる甘い香りもたまりません。たった数分で完食！

東華菜館洛北店にはお手頃な価格のメニューがたくさん用意されています。お得な日替わりのランチセットもございますのでオススメです。また、中華のデザートの定番である杏仁豆腐も絶品！レトロな雰囲気の店内で本格中華をぜひご堪能ください。お腹に余裕があれば加茂みたらし茶屋のみたらし団子も味わってみてくださいね！